第9章 番外編/濡れてないと…
「なんだかスッキリした顔になったと思うよ」
「寧々はいつでも可愛いんだけどな?」
可愛いなーって眺めてる内に自然と瞬きをして、また目を開いた瞬間から更に可愛くなってんだ。
いつでも…というか顔を合わせる度に可愛くなってる。
授業中に黒板を見るよりも、寧々の顔を見てた方が幸せだね、俺は。
「五条くん、授業には集中したらどう?」なんて言われた日には、寧々が俺の視線に気付いてたことになるし。
それって寧々も俺を見つめ返してくれてたってことだろ?
最高じゃん。
『慣れないなら無理して使わなくてもいいんじゃない?』
『それも考えたんだけど、入れた方がスッキリするから…。毎日使うものだし手入れも面倒くさいのだけどね』
挿れた方がスッキリって…寧々、そんなに溜まってんのかよ…!?
しかもそれを毎日!?想像以上に欲求不満だな…!?
て、手入れもするってことは…寧々、最後に指も挿入してんのか…?
お、オモチャと指のダブル使いの両刀だとは思わねーだろ!?
「傑、俺…興奮してきた……」