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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第9章 番外編/濡れてないと…




悪友の傑は仕方なく、といった口ぶりだが乗り気であることに違いない。


傑が俺の顔をチラチラ見るのは気になるけど、そんなことを気にしてる余裕はない。


教室から漏れ出る声と俺の予測を照らし合わせる。


『使い始めたばかりだから、まだ馴染まないのよ』


『フィット感が足りない感じ?』


『柔らかいものを選んだのだけれど、カーブが合ってないのかしらね。ちゃんと測ったんだけどね』


使い始めたばかりで馴染まないモノ。


寧々にフィットするモノ。


柔らかくて右曲がりか左曲がりしてるモノ。


ちゃ、ちゃんと測った…ってことは寧々は自分に合う大きさを選んだってことだよな…?


は、測ったのは寧々が自分で…?


とにかく色々調べて買ってそうだな、寧々。


「傑、寧々は硬すぎないのが好きってことで合ってるよな?」


「まぁ、合ってるんじゃないかな」


俺と傑は声のボリュームを最小限に絞って、気配を消しながら寧々と硝子の会話のいく末を見守る。


「いつから使ってるんだ、寧々」


「直近の話みたいだね。それにしても寧々ちゃん、最近雰囲気変わったなって思ってたんだ」


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