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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「さぁ、なまちゃん、何をして遊びましょうか?」


「えっとね、かくれんぼ!」


「かくれ…隠れられるようなものがないわ。何か別の遊びをしましょう」


明るくなったフロアには、障害物一つなく、ポツンと残されたエレベーターが不釣り合いなほど。


「うんしょ…っ!」


なまちゃんがぎゅっと目を瞑って、パッと開ける。


「じ、地震…っ!?」


地面が轟々と音を立てて、けたたましく揺れ出した。


「寧々!」


五条くんは咄嗟に私が転ばないように手を握る。


「す、すごい…」


手を繋がれたまま…慌ただしい轟音が去ると、床から無数の岩や草が生えていた。


「かくれるばしょできたぁ!」


ニコニコ笑うなまちゃん…こんなことまで出来てしまうなんて、可愛くても呪霊なのね。


「ぼく、かくれる!」


「あ、お前が隠れんの?」


なまちゃんの予想外の一言に、五条くんがツッコミを入れる。


私もてっきり、なまちゃんが鬼かと思っていた。


「おまえ…?なまちゃんだよ!」


「わりぃ、なまちゃんな。ヌルヌルでヌメヌメのローショ「悟、いい加減にしな」


「むぅ…!しろいかみの"おまえ”が、おに!!」


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