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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「え?」「ん?」「あ?」


その場にいた誰もが首を傾げた。


確かに聞こえたはずの声は


「い、今の声…私じゃないわよ…」


「寧々ちゃんでもないなら、私でもない。悟の一人芝居かい?」


「は?何言ってんだよ。ここには俺と寧々と傑しか「いるよ」


「「「???」」」


舌足らずでふにゃふにゃした声は


「でてきてっていわれたから、でてきちゃった!」


小さな小さな手乗りサイズのナマズがお喋りをしていた。


「……え?」


ふわふわと宙に浮いて、尾ビレを犬のしっぽのように振り回している。


「ぼくのおひげこわしたのだぁれ?」


うるうるした瞳で可愛く首を傾げる、小さなナマズに


「こ、この人よ」


思わず犯人を突き出した。


「寧々!?い、いや、俺は…」


繋いでいた手を離して、そっと距離を取る。


可愛らしい姿とはいえ、封印されていた呪霊の…怒りの鉄槌を喰らいそうな五条くんとは、離れるに越したことはない。


「きみ、わるいひと?ぼくのこときらいなの?」


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