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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「はい!この通り!すんませんしたー!!」


最敬礼の45度を大幅に超える90度の直角…をも凌駕する


体をガラケーのように2つに折る前屈を見せる五条くん。


「もがふがもご」


水中にぼちゃんと突っ込んだ頭の下で、何かを言っているようだけど、全くと言っていいほど聞き取れない。


「捨て身ね、五条くん」


「潔くて良いじゃないか」


土下座でも何でもしてみたら、なんて言ったのは自分だけれど


手を繋いでいる人がいきなり体を半分にしたら、ビックリしちゃうじゃない。


「もごふごふがもがもぐぉ…っはぁ!!!」


息が続かなくなり顔を上げた五条くん。


どっぷりと水に浸かった頭はともかく、そこから滴る水滴で肩までびしょ濡れ。


イルカショーと違って、ずぶ濡れになるのがセオリーではないと思うのだけれど。


最前列に座ってまで、わざわざ水を被りにいくような人だからいいのかしら。


「水も滴るいい男だろ?見惚れてもいいぜ、寧々」


「寒そうだなと思うだけよ」


「心配してくれてんの?2人で温め合いでもする?」


『する!』


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