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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




言おうかどうか迷ったけど、この際だから言ってしまいましょう。


「帰り道に手を繋いだでしょう?あの時、とても痛かったわ」


いつもは温かくて心地よい温度を共有してくれるのに、痛くて、痛くて。


五条くんは嫉妬させたことへの謝罪は要らなかったようだけど…


「私は謝罪が欲しいところね」


「寧々のその性格、本当好き。寧々じゃなかったらキレてるけど」


そんなに優しい顔でキレてるなんて言葉を使う人、五条くん以外にいるのかしらね?


「でも、まぁ…初めての嫉妬で混乱してたんだよ。実際、その場で寧々を襲おうかとも思った」


「…は?」


「無理矢理にでも俺のものって証を作って、傑に見せつけてやろうかとも思った…けど、どっちみち痛い思いさせたことは謝るわ。ごめんな」









「!?」


ごめんな…と謝った人間は、いきなり人を押し倒したりなんかしない。


「こんな風に襲おうかと思ったけど、初めてが外じゃ刺激が強すぎるだろ?」


ベッドの上に寝転がされて、五条くんは私を足で挟むように馬乗りになった。



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