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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「あ、でも傑はボコボコにしねぇと。俺の寧々に触った罪は償ってもらわないとな」


「夏油くんは悪くないでしょ。私がたまたま夏油くんの方に倒れてしまっただけなのに」


「大丈夫、怪我はさせない。俺は傑に怪我して欲しくねーんだよ」


私に怪我させたくないと言った時とは違う、悪い顔のまま。


五条くんは爽やかすぎる顔で笑って、それが尚更怖い。


「あ、もう一つ寧々に言いたいことあんだよ」


「なにかしら?」


嫉妬をしていたと言った時のような、強張った顔ではないけれど…


「お揃いのボールペンのインク、寧々の方が減ってるって言ったけどさ。あれ…俺、補充して使ってたんだよね」


「替え芯を入れてたということ?」


「そんなとこ。ついでにシャーペンも中身を新しいのに変えてる」


「……それが言いたいこと?」


もっと深刻な話かと身構えていた私には、肩透かしのような話だった。


「もっと驚けよ!私とお揃いのものをずっと使い続けてくれてるんだぁ♡みたいによ!!」


「…確かに、そう考えると嬉しいかもしれないわね」


五条くんが勉強だけに使ってたとは思わないけど。


「あ、私からも五条くんに言いたいことがあるの」


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