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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「寧々は、俺が他の女に触られても平気?」


私だって、五条くんが他の女の子に触れられたら…


凄く嫌だ。


…そっか、そういう気持ちか。


ああ、ますます自覚してしまう。


こんな時なのに、ね。


自分の気持ちに蓋をしていられるのは、いつまでだろう。


「苦しそうな顔をさせてごめんなさい。五条くんを不安にさせたことは謝るわ。…でも、謝罪が欲しいわけじゃないんでしょう?」


私の言葉に五条くんは口元を緩ませた。


「さすが寧々、俺のこと分かってるね」


「分かってるのはそこまでよ。それ以上は「大丈夫」


私に視線を合わせて屈んだ五条くん。


その瞳は海のように澄んでいて、寸分の狂いなく真っ直ぐに私を捉えた。


「この呪いは寧々のキスで解ける」


「き…っ!?」


「俺だけにしか、したくないでしょ」


五条くんは自分の唇に指を押し当てて、ここと指し示す。


嫉妬という呪いは、1級呪霊よりも厄介かもしれない。


「そ、そんなの出来ないわよ…!」


「んじゃ、俺。嫉妬に任せて国家滅ぼすけど」


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