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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「嫉妬するなんて初めてだから、どう伝えたらいいか分かんねぇけど…」


五条くんはじわじわと距離を詰めて、私をベッドまで追いやった。


これ以上退がることの出来ない私は、ベッドにぺたんと座り込む。


「俺を嫉妬させるのも、その嫉妬を直せるのも、寧々だけなんだよ」


「へ?」


「イライラしてもやもやする気持ちを、寧々が払ってって話。嫉妬なんてされる側で、まさか自分がするなんて思わなかった。こんな感情なんだな、嫉妬って」


「ーーっ!」


五条くんはサングラスを外して、ベッドの端に置いた。


サラサラの髪をくしゃくしゃと掻き分けて


「嫉妬してる俺ってどんな顔してんの?」


蒼い瞳を悩ましげに歪ませて、苦しそうな表情をして。


綺麗な顔立ちだからこそ、余計に切なくなるような表情をして。


そんな顔をさせた理由は……私にあって。


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