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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「それはないわね。自分で何とか出来たもの」


「何とかって…駄目じゃないか、寧々ちゃん。非術師相手に術式を使っちゃ。彼らは一般人だよ、特に頭の弱い方のね」


夏油くんがいつから見ていたのかは分からないけど、こっそりと使った最小限の術式だったのに。


雀の涙ほどの呪力で発動できる、限界まで力を弱めた術式。


筋組織的なものではなく、精神や思考に干渉して行動を制限させる為には、もう少し呪力が必要だけど。


今までだって「触らないで」欲しい時には、そうやって術式を使ってきた。


兄と…たった1人の例外を除いて。


あ、それとマニュアルで打ち出すんじゃなくて、オートマにできたらいいのだけれど。


今の私にはまだ出来ない。


「悟はどこ?一緒なんでしょ?」


「五条くんには謝罪の品を買いに行かせたわ」


「謝罪の品?悟がまた何かやらかしたのかい?大変だねぇ、寧々ちゃん」


やれやれと夏油くんがため息をついた。


「あっれ〜?傑〜?俺の寧々をナンパする気〜?」


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