第16章 地獄の合宿
私は何度も特訓をしたが今日のうちには成功しなかった。
私はもう一回風呂に入ろうと思いながら宿に戻った。
女子は個室 風呂付きの部屋を与えられてるので自由に入れる。ちょっと女子で得したと思った瞬間だった。
宿に着くと入り口に大量の缶ジュースが入ったビニール袋を持った大我が立っていた。
玲「大我なにしてんの?
そんなにジュース持って」
・・・練習おらんなと思ってたら買い出し?そんなんうちが行ったにの
火「ああ、玲か。
これは監督に言われたんだよ。砂浜往復で走って買ってこいってよ」
玲「まじかw
んで今やっと終わったんか」
・・・しかも数的に秀徳の分も買ってるやん!こんだけ往復したんか…すご
火「そういうことだ」
ふぅ、と息をつきながらそう大我は言った。
そしてタイミングよく扉の鍵が開けられた。
ガチャガチャ…
リ「火神君、お疲れ様!ってあれ?なんで玲ちゃんもいるの?」
玲「あ…。えっと、自主練してました」
・・・隠してたの忘れてた…。
リ「自主練してたって…ちゃんと休む時は休まないと体壊すわよ!!
ホントに無茶ばっかりするんだから!」
玲「うっ…すみません。
でも、無茶しないんで合宿中の自主練許可して欲しいです」
・・・ちょっとは無茶せなあかんし〜
てか、こんぐらいの練習量やったら平気やから増やしたいし!
内心では無茶する気満々でリコ先輩に上目遣いでそうお願いした。
リ「うっ…本当に無茶しないわね?」
玲「はい!」
・・・しゃっ!もらった!!
私はがばっと頭を下げてお礼を言った。
火「そろそろいいか?」
・・なげーよ
玲「あ、」
リ「あ、」
火「あ、ってなんだよ!!忘れてたのかよ!?」
・・玲のやつはガチで忘れてやがったな!
完全に頭の中から大我の存在をシャットアウトしていた2人だった。