第16章 地獄の合宿
次の日の午前。
リ「玲ちゃん、あなたを今日は試合に出さないわ」
玲「え!?何でですか?!」
・・・まじかよー!!ボコボコに出来へんやん!
リ「あなたは自分でもう何をするべきか辿り着いてるんでしょう?
木吉が言ってたわ」
玲「…はい。やって見たいことがあります」
・・・暴露てたんや
リ「なら、それをして頂戴。
基礎練は勿論参加してもらうけど、あなたは自分の力をもっと伸ばして欲しい!
ウィンターカップでは全員のスキルアップが不可欠よ!」
玲「はい!」
直ぐ後にどういうことをしようとしてるか聞かれたのでリコ先輩にはなしてから練習開始となった。
その日のお風呂を済ませた後バスケットボールを持って私は宿の外に出ていた。
玲「みんなが居ないうちにやろう」
私は軽くランニングしてから外にあるコートへと向かった。
何でこんな時間にコソコソやるかというと、
ただ単に練習時間外にも特訓しないと技が身につけれそうに無いからだ。
皆が試合をやってる時もここでずっとやっていたが思い通りになかなかならない。
玲「どうやったら こいつも一緒にダブらせれるんやろ…。
持ったままやれば出来るけどそれしたら反則やし」
ブツブツと独り言を言いながら私は何度も取り敢えず2人にわかれ続けた。
そう。私は今、あの分身の状態でボールも一緒に複数に見せるために特訓をしている。
はっきり言ってあの技はボールを持ってる奴にきちんとマークを付けられたら止められる確率がグンと上がるのだ。
あくまでも本体以外は目くらましでしかない。
だから目が慣れると目くらましに引っかからなくなっていくのだ。
そこでその弱点を克服するために本体以外もボールを持たせようとしているのだ。