第6章 首絞め 前編
「んっ……っう……」
先程までなつの喉奥を犯していた粘度の高い涎にまみれた硬くそそり勃ったソレを男はいつも通り何も言わずに躊躇いなく奥まで挿入した。
大きなソレを咥え込んだなつは下腹部に感じる圧迫感とゆっくりとしたドクドクと波打つ快楽の波に呑まれていた。
「……………」
いつもなら挿入後すぐに男の欲のままになつを犯して事が終わるのだが今日は違った。
男は挿入してもしばらく動こうとはせずなつをじっと見つめている。
「なつ」
いつもの子宮口へ穿たれる様な激しいピストンを期待して今か今かと待ちわびていると珍しく名前を呼ばれ思わず変な声が出てしまう。
「へ……?」
「今晩は気分が良い。お前に尽くしてやろう」
薄暗がりの部屋の中、正常位の体勢でなつのことを見下ろす男の顔が艶めかしく笑った。
――――――そして首にそっと添えられる男の手。