第3章 ブラックスパイダー
「んっ…ふ…ぁ…」
唾液に混じった血の鉄臭さと彼の口から漂う煙草の甘い香り。
呼吸管理をする様に唇を離してはまた重ねる。
脳が蕩けてしまいそうだ。
加えて指から与えられる刺激に腰をビクつかせて開いた脚を閉じようとするが脚の間に入り込んだ彼の身体が邪魔して閉じられない。
「まっ、まって…きもち…から…」
「気持ちいいのなら問題ないだろう」
彼に引き摺られるように壁から離され布団に座らされる。
彼は枕と布団を壁に沿って積み上げてそこにもたれかかるように座った。
ボクサーパンツにくっきりと浮かぶソレのカタチ。
半勃ちくらいなはずなのに主張が激しい。
ドキドキしながらおずおずと彼の脚の間に移動する。