第7章 インターハイ予選までの1週間
ー翌日の昼休みー
流「行くぞ」
「ごめん流川、ちょっと先行ってて。私用事があるんだ。すぐ終わるから」
流「あのどあほうにか」
「違うよ。じゃあ後でね」
そう言い残すと、は迷いなくその場を離れた。
流川は一瞬だけ背中を目で追い、舌打ちするように息を吐いてから、渋々ひとり体育館へ向かう。
は三年生の階へとやってきた。
女子生徒1「誰?あの子」
女子生徒2「よく赤頭と一緒にいる子でしょ?」
男子生徒1「うわぁ…すっげぇ可愛い…」
男子生徒2「おい、あんな可愛い子うちにいたのかよ??」
視線が一斉に集まる。
廊下の空気が、微妙にざわついた。
(うわぁ…なんだかめちゃくちゃ見られている気が…さっさとゴリ先輩のとこ行って体育館行こ…つってもゴリ先輩のクラスどこ!何組よ!)
きょろきょろと周囲を見回した、その時。
三「おぉ、お前こんなとこで何してるんだ?」
「あ、三井さん」
堀「お前は…」
「ん?あ!こないだ三井さんと一緒に体育館に乗り込んできた…ええっと…」
堀「堀田徳男だ」
「堀田さんか」
堀田たちはまだ少し青いの頬を見ると勢いよく頭を下げた。