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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第6章 リョータ・三井復帰


「あ!!高丸!!」

落ちてきたのは、花道と並ぶ“湘北の問題児仲間”、高宮望。
だが着地と同時に足を滑らせ、その身体はそのまま花道の背中めがけて突っ込んだ。

高「しまった…失敗…」

花「あぁ…早く降りろ重い…」

押し潰されながら呻く花道。その光景を見て、上から降りてくる声が響く。

洋「ハッハハハハッ!何やってんだ、バカモノ!せっかくの登場シーンを!」

「洋平!雄二!忠!!」

続いてロープ伝いに降下してきたのは、頼もしき“桜木軍団”の残り三人――水戸洋平、大楠雄二、野間忠一郎。
いつもの不良じみたふてぶてしい態度をしながらも、どこか嬉しそうな顔だった。

花「おめぇら!」

洋「正義の味方、参上」

その言葉に、は胸が熱くなる。
緊張と恐怖が満ちた体育館の空気が、一瞬にして逆転する。

宮「あっ、あいつらは!」

桑「さっ、桜木軍団!」

「ちょいちょいちょい…私も入れてよね!」

は手をひょいひょいっと上げながら、当然のように花道の隣に並んだ。

三「桜木軍団?なんだ徳男、このふざけた連中は」

堀「今年入った1年だ。和光中出身の6人組」

三「1年だと?」

その言葉を聞いた桜木軍団は、まるで舞台に立った役者のように胸を張り、戦う準備を整える。

忠「向こうは何人だ?」

雄「2.3.4.5.6…」

ざっと数えながら周囲を睨む彼ら。
緊迫した空気の中、殴られた痕が赤く残るの顔を見て水戸が表情を変えた。

洋「、その顔どうしたんだ?やられたのか?」

「あぁ、うん、ちょっと…あはは…」

苦笑しながらも、どこか痛々しい声。
水戸の眉がぴくりと動く。

洋「あははじゃない。傷が残ったらどうする?」

「大丈夫!大丈夫!てかこれくらいで済んでること褒めて欲しいんだけど」

花「頑張ったな。偉いぞ」

花道は、ひどく痛んでいるはずの手を伸ばし、の頭にそっと触れた。
その温かさは、徽章みたいに胸へ沁みる。
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