第6章 リョータ・三井復帰
体育館では、いつも通り湘北バスケ部が練習していた。
だが、赤木の姿だけが見当たらない。
「あれ?ゴリ先輩は?」
木暮がメガネを押し上げながら答える。
木「赤木は少し遅れるよ。課外授業だ。物理の」
宮・花・流「「「えっ!!」」」
花「ゴリが物理…?」
宮「似合わん…」
「まぁ人は見た目によらないから…あはは…」
木「あぁ見えても頭いいんだぞあいつは」
宮・花・流「「「えっ!!」」」
花「信じられん…」
和やかな空気のまま、全体練習へ移ろうとしたそのとき――
体育館の扉が勢いよく開かれた。
ギィィ…
入ってきたのは、以前も揉めた不良たち。
それに加え、明らかに別の不良まで混ざっている。
しかも――土足のまま。
湘北部員「「あぁっ…」」
「!?」
宮「ハッ…」
サラサラ男が薄く笑って言った。
?「俺たちも混ぜてくれよ、宮城」
その顔を見た瞬間、の脳裏に映像がよぎる。
(あ……レンタルビデオ屋の、あのバスケコーナーにいた人……)
木暮が一歩前へ出る。
木「おい、土足で上がらないでくれ。靴を…」
宮「木暮さん!」
宮城は慌てて木暮の腕を掴んで止めた。
木「おい!」
しかし、不良たちはひるむどころかさらに近づいてくる。