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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第20章 インターハイ 宮城県予選 1日目


バスの中の最終チェックを終えて


潔子さん、武田先生と荷物を手分けして持って
私達も遅れて体育館の中へ向かう



「私ちょっとお手洗い行ってくるね」



『えっ?じゃあ待っておきます!』



「ちょっと手洗いたいだけだから行っててくれる?すぐ追いつく」



『わかりました!』



潔子さんとお手洗いの前で分かれて歩き出す





「では白石さん、先に向かいましょうか」



『宜しくお願いします!』



「それにしても大きな体育館ですね‥なんだか僕の方が緊張しちゃうなぁ‥」



『大きいですよね!私もドキドキしちゃいます!』




武田先生の眼鏡の奥の瞳がふにゃりと細められて
私もふっと笑うと急に夕と龍が私達の周りを回りはじめた



まるで威嚇するように
辺りをキョロキョロとしている



『夕?龍?どうしたの‥?』




不思議に思っていると
潔子さんが遅れてやってきた



「やめな さい」




両手で持っていたファイルで後頭部を軽くはたくと
ようやく2人は威嚇するのをやめた




『おかえりなさいです!大丈夫でしたか?』



「私は大丈夫、相変わらず花澄ちゃんはいつでも噂の真ん中にいるね」



『えっ?!私またなにかやらかしましたか‥?』



「心配しないで、私が守るから‥それにしても、影山くんへの視線もすごいね」




そう言った潔子さんの視線の先



気づけば周りがザワザワと騒がしくなって
みんなが影山くんのことを噂している




そんな声が聞こえてしまったのか
周りを威嚇するようにきっと睨みつけていて


そんな影山くんとは対照的に
月島くんはその隣でなぜか笑いを堪えていた




「人がいっぱいだ‥!!体育館でっけぇ‥!」




ふと隣を見ると子供のようにキラキラと目を輝かせた日向くんが立っていた



「そしてっ‥」




くんくんとわんちゃんみたいに空気を嗅いで




「エアーサロンパスのにおいっ‥!」



「何言ってんだお前‥」



「このにおいって 大会 って感じすんだよ!」



「『分かる!!』」




そんな事を話していると
また周りがザワザワと騒ぎ出す



近づいてくる
足音



「伊達工業だっ‥」






足元にかかる影
私の前に大きな壁が立ちはだかった
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