第11章 エレン誕生日 せめて今日だけは…
アンナの体はピクピクと痙攣して蜜壺からは本気で感じた時にでてくる白濁した蜜がトロトロと溢れ 俺の精液と混じり合っていた
その上にあるオシッコが出る穴からも液体が流れている
気持ちよすぎて漏らしたのだと思い 顔を近づけて匂いを嗅いでみたけど精液とアンナの匂いがするだけだった 指ですくうと少しだけ粘りがあり舐めると無味無臭だった
アンナはぐったりして浅い呼吸をしていた 鞄からタオルを出してアンナと俺の体液を拭いていると 鼻をすする音が聞こえる
「うっうぅ――ひっ…ひっく…」
顔を見ると涙をポロポロとこぼしている 声がもれないように手で口を塞いでいたみたいだけど 喉が鳴っていた
「どうしたんだ? …あっ!痛かったのか?止められなかったもんな…ごめ――」
「ごめんなさい!っ…
気持ちよすぎてオシッコ…―漏らしちゃった…
恥ずかしい…っ…
エレンにもかかったでしょ――…
嫌われちゃう ひっく…っ…」
わーん とアンナは泣き出してしまった
「バカだな…」
胸に抱きしめてプラチナブロンドの髪を手で梳きながら撫でる
「こんくらいの事で嫌いになんかなる訳ねぇだろ…」
「だって……」
「絶対ならねぇ!
すっげぇ 大好きなんだよ…このまま全部放り出して一緒にどこかに逃げ出したい…
残された余生を…
アンナだけを見てアンナだけ愛して生きていたい…
アンナが傍に居てくれるだけで俺は…いいんだ…っ…」
ギュッと胸に抱きしめていたアンナが もぞもぞと動き顔を上げた その顔は真っ赤になっていたけど笑顔だった
「エレン ありがとう…大好き」
アンナは俺の胸に顔をくっつけて照れた
「それに…たぶんあれはオシッコじゃねぇよ
前に本で読んだんだけど 女は時々気持ちいいと潮を吹くって書いてあった
出る穴は同じだけどオシッコじゃないって たしかにオシッコの匂いもしなかったし舐めてみたけど味もしなかったぞ…
そんだけ今日のセックスは気持ち良かったって事だろ?」
「うん…奥に当たった所が スゴく気持ち良くて頭が真っ白になって…おかしくなりそうだった」
「アンナの中がすっげぇ気持ち良くて中で出しそうになった…ヤバかった」
照れていたアンナがまた顔を上げた でも笑顔が消えていた