第18章 白虎のお里に行ってみよう
凛風さんに外に出してもらって、火山島から外へと移った所で、ほっと一息。
先生のお陰でなんとか抜け出せた。
双子にはちょっとばかし罪悪感はあるけれども。
それにしても…。
「先生、あの二人が修行してるなんて、いつ知ったんですか?」
私、全然知らなかった。
「お前が足止めされてる隙に何度かね。」
しれっと言ってくれるじゃないの…。
じと目で見上げたら、先生は困ったように笑う。
「ごめんごめん。でもま、そのお陰で尤もらしいことは言えたでしょ?」
「そこは感謝してますけども。」
双子に納得してもらえたのは良かった。
良かったけども。
な〜んか納得いかない。
ぶすっとすると、笑いながら頭をくしゃっと撫でられた。
「さ、離れ小島を見つけよう。早いとこ帰らなきゃ、俺まで怒られるからね。」
「…そうですね。」
オビトと衝突しても大丈夫なように、安全地帯を探さないと。
私達は、気合を入れて走り出した。