第10章 ルーツを探しに出かけましょ
渋々と言った風にソウイチの側に歩いていくエニシを見守っていると、幾らもしない内に打ち解けて、気軽に話し出した。
人見知りが皆無なのはある意味で才能だな、とカカシは感嘆のため息を漏らす。
だが、少ししてシュカに違和感を覚えたらしい。
すっとシュカの両手を握ると、じっと見つめ出した。
ソウイチが驚いているところを見ると、写輪眼を出しているのだろう。
然程刻を置かずして、シュカの様子が変わった。
次いでソウイチを見上げると涙を流し始め、彼も応える様にシュカを抱きしめた。
それを見てからエニシがこちらに手招きをし出した。
「行きましょうか。」
「えぇ。」
カカシが二人を促し、三人はエニシ達の方に歩き出した。