第84章 ☆ 冥母 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
【般若)〘僕は式神だからこの子が死なない限り死なないよ〙】
式神たと?
【「…さっさと行け」】
【般若)〘守ってくれてありがとう。頑張ってね。ご馳走様〙】
般若はそう言うと女を横抱きにして姿を消した
【「…」】
アヤは小さく息を吐きながら
般若達が消えた方を睨んでいた
アヤの後ろでは
見守っていたであろうベポと猫が顔を寄せて話していた
【ベポ)「…今の、キャプテン怒る?」】
【嚇母)“…どうだろう…まぁ霊体とは言えいい気はしないんじゃない?” 】
【「やめて。怖いから」】
アヤのでんでん虫から小さくため息が聞こえた
シャチ)「アヤー。怖いじゃすまねぇぞー」(ボソッ)
ロー)「なんだ?シャチ。なんか言いたい事があるのか?」
シャチ)「え?!俺だけ?!なんもないです!」
俺はゆっくり顔を後ろに向ければ
イッカクとペンギンは顔を逸らし
シャチは2人の顔を見て
見た後俺から隠れるように
ジャンバールの後ろに逃げたが
ジャンバールに目を向ければ
大人しくシャチを差し出して来たジャンバール
シャチは慌てていたが
俺達がそんな事をしていれば
クロガネ屋が止めるように声を出した
クロガネ)「…坊主…許してやれ」
「「「え?!」」」
ロー)「…」
クロガネ)「坊主の気持ちも分かる。じゃがアヤが…あいつが気にするだけ成長しとる…昔はそう言うのに鈍感でな…本人は無意識にずっと笑ってて愛想を振りまいててのう…いくら興味が無いと言っても知らん男に求婚されて手を差し出されて普通にその手を取ろうとするし顔を近づけられても避けようともせんかった」
衝撃の事実に俺達は目を丸くした
イッカク)「え?!それ求婚に応じようとしていたんですか?!」
クロガネ)「アヤにそのつもりはなかったんじゃがのう。それを見た時手を取る前で慌ててカカシと止めに入ったわ。手を取っても止めたがな」
「「「「…」」」」
ロー)「…」