第84章 ☆ 冥母 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
でんでん虫から聞こえる…さっきよりも荒い息遣い
画面を見れば
ふらふらになりながらも敵の攻撃を避け蹴りで戦っているアヤの姿
クロガネ)「限界は近いのう…意識を飛ばすかもしらん」
クロガネ屋がそんな事を言った時
ベポのでんでん虫から一言だけ声がした
【嚇母)“冥母。くまさん。ここをよろしく”】
ベポのでんでん虫から聞こえた言葉に
一瞬視線をでんでん虫に向ければ
今度はアヤのでんでん虫から声が聞こえた
【嚇母)“とう!”】
【「あ"?!いっだ!」】
「「「え?!」」」
俺達は目を見開いて驚いていた
すぐに視線を画面に戻せば
急に猫が出てきて…アヤの頭を殴っていた
アヤは避けれず見事に食らって後ろに倒れていた
忍者の女も驚いて固まっていた
【嚇母)“頭を冷やしな”】
【「ぐっー!お前な!」】
アヤは殴られた所を抑えながら起き上がって
猫に文句を言っていた
【嚇母)“落ち着きなって…準備出来たよ”】
【「…後で覚えとけよ」】
【嚇母)“はいはい。文句は後で聞くから…先にカカシ?ロー?”」】
【「んなもん決まってるでしょ」】
猫がアヤの左側に飛んで行って
なにかしているように見えるがハッキリとは見えなかった
アヤは立ち上がって折れたはずの左腕を動かしていた
「「「は?!」」」
俺達はまた別の意味で目を見開いていた
そして言葉を失っていたら
アヤが胸の前で拳を合わせ敵の忍者を睨んでいた
【「先にカカシを潰す」】
【嚇母)“…はいはい”】