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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第6章 デートの練習


 五条先生はまだ不思議顔したままだ。遠慮しなくていいのにって感じ。五条悟が出してきた手を繋がないなんて、そんなデートの相手はきっといないんだろう。

 よく考えたら私は失礼だったかもしれない。五条先生は好意じゃなく厚意で手を繋いでくれようとしてたのに拒否ってしまって……。
 
 少し考えて、私は先生の肘の辺りの袖をそっと掴んだ。

「ここ持ってもいい? こうやってデートしてる人もいるよね」

「……千愛がそうしたいなら僕はそれでいいけど」

「うん」

 袖なんか掴んでまるで中学生みたいなデートだと自分でも思う。24才と28才で何おままごとみたいな事してんだって。かといって、腕を組むなんてそんな大胆なことも出来なくて、結局こうした。



 そのまま五条先生と隣同士で歩き出す。周りの目に緊張して、うつむき気味に歩いていると、ぽつりと五条先生が言葉を放った。

「そんなに僕と手繋ぎデートすんの嫌?」


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