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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第6章 デートの練習


「この裾、気にならない?」

「気にはなるけど仕方ないよね」

 五条先生の全身を眺める。体の半分くらいが足だ。スラーっと長い。

 給料が入った後、通販で五条先生と同じ身長のモデルさんが履いてるカーゴパンツを購入したのだが、それもなぜか裾が短い。
 
「股下って何センチくらいなの?」

「90ちょいくらいじゃない」

「90!」

 90センチっていったら2歳の男の子の身長と同じくらいだ。そんなパンツ、通販でいくら探しても見つからないわけだ。

 あったとしてもきっとお高い輸入物で私には手が届かない。夏なら足首が出ていてもアンクルパンツとか短パンとかでおかしくないけど、冬真っ盛りはやっぱり変なんだよねー。

 五条先生が言うには、決まった店で買うからいつもぴったりのサイズで仕上がってくるのだそうだ。

 やっぱりオーダーメイドかと納得する。その話を聞いて、胸に引っかかっていたものがストンと落ちたような気がした。

 ――そうか、なるほど。

 キュッと水道の蛇口を強く閉めた。

 
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