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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第6章 デートの練習


 私があいまいな態度を示しているから痺れを切らして漫画でも読み始めたのかと思っていると、コミックスの中から10巻を手に取り、印籠みたいに私に突き出して見せた。
 
「行くでしょ。五条悟の生解説つき、THE渋谷事変聖地巡りっ!」

 耳にしたとたん、体がすっくと勢いよく立ち上がった。これは条件反射だ。

「行きます!」




 ……馬鹿か私は。単細胞にも程がある。

 立ち上がってしばらくして我に返り茫然とした。オタクがびんびん反応しちゃうパワーワードを詰め込まれて、無意識に体が動いてしまった。

 悪戯っぽく笑った五条先生と目が合いゆっくりその場に座り直す。うまく丸め込まれた感じだ。

 だけどこんなタイトル言われたら、呪術ファンなら両手で机バーン鳴らして起立するしかないでしょ。
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