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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第34章 手紙とハンドクリームが起こした奇跡✳︎宇髄さん


”ステージ袖で見てるんでしょう?だったら一緒に参戦してるも一緒だから!私、ライブ終わりに誰かとライブの感想を話し合うのって夢だったの!終わったら、蜜璃ちゃんから見た景色の感想たくさん聞かせて!”


そう言うと、蜜璃ちゃんは零れんばかりの可愛い笑顔で


”うん!たっくさん教えてあげる!とにかく絶対に!何があっても帰らないでね!万が一電車に乗れなくても私の家に泊めてあげるから!むしろ泊まっていって欲しいから!”


機関銃のような勢いでそう言うと、素人とは思えない気配の絶ち方をしながらライブ会場の裏の方へと回っていった。


…やっぱり…人気バンドマンと付き合う女は凄い…


そんなことを考えながらいつもの流れで会場入りし、プレゼントをプレゼントボックスに置くと、チケットに記載されている指定の席へと向かった。



























ライブは”最高”の一言だった。


歌はもちろんのこと、今日はファンクラブ限定イベントということもあり、MCは普段よりも多めで、メンバーたちの普段の様子を知ることが出来た。そして今日のメインイベント


「本日のライブは以上となります。準備が整い次第後方のお席の方から退場をお願いいたします。扉の先にてメンバーからプレゼントをお渡しします。奥から伊黒、不死川、宇髄、煉獄、冨岡の並びで並んでおりますので、ご希望のメンバーの前までお進みください。スタッフから指示がございますのでそれまではお席にて待ちいただけるようお願い申し上げます」


…やだ…ドキドキする…!


メンバーから直接プレゼントを受け取ることが出来るという、夢のような時間の始まりだ。


声を掛ける時間はあるのかな?やだやだドキドキして何にも浮かんでこない!きっと天元さんから受け取りたいって人が一番多いんだろうな…あぁ!やだどうしよう!


今日も素敵でした
ずっと応援してます
天元さんの声が大好きです
☆HASHIRA☆の音楽が大好きです


何を言おうか、どれを言おうか、どんな風に言おうか


「こちらの列の方々、立ち上がり退場のご準備をお願いいたします」


そんなことを考えている間に、私の座っている列の番が来てしまった。

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