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呪術回戦ー八月の忌み子ー

第4章 繋がり


ーー
ー


それからしばらく、京都校のみなさんの戦いが始まった。
五条先生はとても有名な術師なようで、今日は指導を受けれるのを楽しみにしていた、と三輪ちゃんが教えてくれた。


…五条先生、やっぱりすごい人なんだ。


初めて術師同士の戦いを目の当たりにした。

東堂くんの力強い攻撃。
西宮さんの箒。
三輪さんの刀。
真依さんの銃。

それぞれ全然違う。

同じ呪術師なのに、戦い方がこんなに違うなんて。

「……すごい」
「何が?」

恵くんが隣で聞く。


「みんな、自分の力をちゃんと使ってる」
「まあな」

「私も、あんなふうになれるかな」
「なれるだろ」

「……本当?」
「今日一発入れたじゃねぇか」

「それは、私の力じゃなくて、ラッキーって感じで。」
「それでもだ」


恵くんが言う。

「次はもっとできる」

その言葉に、胸が少しだけ温かくなった。


…その言葉に?

胸に違和感を感じて手を当てる。
胸が、熱い。

香久夜は気づかないふりをして、笑った。


「……頑張る」
「無理はするなよ」

「うん」

――そのときだった。



「試合ばかり見ていても退屈だろう。
俺がお前に体術を教えてやる」


現れたのは東堂くんだった。


「お前は呪力が多い。だが、呪力だけに頼る必要はない!
バランス感覚や体力はありそうだからな。俺が然るべき方法で鍛えてやる!」


東堂くんが私の前に立つ。


「俺の体術を教わりたい奴は、全員道場に来い。」



そう言って東堂くんは、ズカズカと足を運んだ。


「…えっと、じゃあ私行ってこようかな、?」
「…俺も行く。」


そうして、京都校の人たちを置いて、私たちは場所を変えた。




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