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呪術回戦ー八月の忌み子ー

第7章 葛藤



温かいトルティーヤ生地に、タコスミート、シャキシャキの野菜、チーズをたっぷりのせて、みんなでテーブルを囲む。


「「「「「「いただきまーす!!」」」」」」
「ん!美味しい!」
「だろ〜? このサルサソース、真希が激辛頼もうとするのを俺が必死に止めたんだぞ!」
「余計なこと言ってんじゃねえパンダ!」
「ツナマヨ!」


ワイワイと賑やかに料理を突き合い、他愛もない会話を紡いだ。


「そういや、京都はどうだった?辛気臭ぇやつらばっかだったろ」
「こいつ、苦手な妹が京都校にいんの。いなかった?真希みたいにきつい性格で、胸のでかい女」
「あ、真衣さん?」
「あー!うるせぇうるせぇ!」
「お前が話し始めたんだろ!」


この怒涛の二日間で、あのホッとするような京都校の人たちのことを忘れていた。
お別れも言えずにこの隠れ家に来てしまったことが少し心残りだった。


「来月はうちらの交流会だな」
「交流会って?」
「毎年、京都の呪術高専と俺たちで、まあ喧嘩祭りだな、やってんの」
「今年は憂太さんがいらっしゃるからうちらの圧勝なんじゃね〜?」
「しゃけしゃけ!」


…来月、交流会があるんだ。
私も、京都の皆さんにまた、会えるかな。

でも、あんな騒ぎを起こした私なんて、歓迎されるはず、ないよな。



目の前にある食べかけのタコスに辛いソースを付け足す。
食べると、少し胸が痛くなった。

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