第2章 居場所=三ツ谷隆
その頃、時間になってもが訪れない事にエマがソワソワとしていた
「う〜ん、遅いなぁ…」
「そんなに心配なら電話してみたら?」
ウロウロと居間を行ったり来たりしているエマにマイキーはテーブルに顔を付けてそう提案した
「それもそっかぁ…あっ!噂をすれば電話だ」
携帯の着信音とディスプレイを見てだと確認したエマは嬉しそうに電話を取った
「はいはーい、遅い…えっ!?何?どうしたの?泣いてるの!?」
エマの慌てた声にマイキーはピクリと体を動かした
「兎に角!直ぐに行くから!絶対に動かないでねっ!」
エマは電話に向かって叫ぶと通話を切った
「マイキー!」
そう言ってエマはマイキーがいるだろうと振り向いたら既にその場にはいなかった
「あれ?マイキー?」
キョロキョロと辺りを見回していると玄関から排気音が聞こえた
慌てて走って行くと そこには既にバイクに跨っているマイキーの姿と手にはヘルメットを握っていた
「ほら、早く 場所は乗ってから教えて」
ヘルメットを差し出すマイキーにエマは慌てて後ろに乗ってヘルメットを被った