第2章 居場所=三ツ谷隆
「ちゃんと肩までつかれた?」
「うん、お風呂ありがとう」
頭をタオルで拭きながらエマが貸したスウェットを着てエマの部屋へと入る
「じゃあウチも入ってくるね、はゆっくりしてて」
そう言ってエマはパタパタと部屋の扉を閉めてお風呂へと向った
はその後ろ姿を見送ってちょこんとベッドの端にもたれかかる様に座った
エマには話すべきなのか、だけど話した途端に香織に食って掛かったらどうしよう、それにもし修哉に文句を言いに行ったらと思うと怖くて堪らない
大事な友達だから迷惑もかけたくないし困らせたくない
だけど自分で解決する策をまだ持ち合わせていない
何よりこのまま三ツ谷に会えなくなるのはツライ
「…何か疲れた…」
そうポツリと洩らしたと同時に部屋の外から声がした
「〜ちょっといい?」
声の主はマイキーであった は慌てて立ち上がると「大丈夫ですよ」といって扉を開けた
「はい、ココア 温まるよ」
「あ…ありがとう」
コップを持って立っていたマイキーはそう言ってにココアの入ったマグカップを渡した
「俺は無理に理由なんて聞くことはしないけどさ、もしが一人で抱えて辛いならエマがいる エマなら絶対秘密は守るしの事をすっげー心配してたから」
そう言いながらの頭をポンポンと叩くと「おやすみ」と言って部屋を離れた
エマがそんなに心配してくれてるなんて思わなかった
はマイキーが持ってきてくれたココアをコクリと一口飲むと ふぅっと一息ついた
「…うん、よしっ!」
の心を温かいココアが包んでくれた