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キミしか見えない【東京リベンジャーズ】

第2章 居場所=三ツ谷隆




「…ごめん、俺 あんまり女の子を乗せたくないんだ」


「…は?」


「じゃあ夜も遅いから気をつけて帰れよ」


そう告げると三ツ谷はバイクに跨ってさっそうと消えて行った


残された香織はポカーンとしていたが放って置かれた事にプルプル震えた


「…ま、そういう事みたいだから三ツ谷の後ろに乗ろうと思わない事ね」


既にドラケンのバイクに跨がっているエマはそう言うとマイキーのバブと一緒に走り出した



ポツンと残った香織はこの状況がお気に召さないみたいで怒りで顔が歪んでいた



※    ※    ※    



その頃、家へと向かっていたエマはドラケンの後ろでボーッと町中の景色を見ていた


するとその場にそぐわない人物が目に写った


「ちょっ…!ドラケン ストップストップ!」


「おわっ!いきなり何だよ危ねーな」


後からエマにバシバシと叩かれて慌ててバイクを路肩に停める


「あれ〜ケンチンどうしたの?」

後からついてくると思っていたドラケンバイクの音が背後からしなくなりマイキーは来た道をUターンしてきた


「いや…エマがさ…「ねぇ、ドラケンにマイキー、あれ見て」



エマが指を指したのは24時間営業のファミレスだった


「ドラケン、ちょっと持ってて」


そう言うと被っていたヘルメットをドラケンに渡すとエマは躊躇いなく店の中にいる人物へと足を進めた



「そんなにその本が面白い?」


突然視界が暗くなって本を読んでいた人物は上を向くと驚いたような顔をエマに向けた


「…エマちゃん」


「ウチらに会うより本を読んでいたかった?」



そう エマの前で驚いたように顔を向けているのは 今日集会へと参加していなかったの姿だった


「あの…その…」


キョロキョロと目線をさまよわせるに「三ツ谷はいないよ」と言えばあきらかにほっとしたような表情をした


「…三ツ谷と何かあった?」


「えっ!?まさか何もないよ、ただ私の問題で…」


エマの言葉に否定をするが最後の方は消え入るような声だった


「じゃあ何で三ツ谷を避けるの?」





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