第2章 居場所=三ツ谷隆
今日は折角友達と初めて出掛けて浮かれていたのかもしれない
いつもはしている眼鏡を外して髪を下ろして楽しく過ごすはずだった
香織に見つかるまで
友達といる所を見られてネチネチ嫌味を言われるのはわかりきってる
問題はその後の香織の言葉だ「また集会を見学する」
その言葉が衝撃的だった
運良く集会の時は鉢合わせしてこなかったけど もしバッタリ会ってバレてしまえば
怒り狂ったようにヒステリックになると容易に想像出来た
しかもよりにもよって三ツ谷に会いに…
いつからなんだろう、考えれば同じ学校なのだから知り合いなのかもしれない
ただ明らかに三ツ谷にロックオンしている香織は暫くはあの調子だろう
はほとぼりが冷めるまで三ツ谷とは会わないようにしようと思った
どこでボロが出るのか分からない
はそっと三ツ谷から貰ったヘアピンを外してそっとアクセサリー入れに直した