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キミしか見えない【東京リベンジャーズ】

第2章 居場所=三ツ谷隆



その日の夜


いつもの様に集会に参加した三ツ谷はマイキー達と一緒にやって来たエマを見つけて話しかけた


「よぉエマちゃん、お茶は楽しかった?」


そう聞く三ツ谷にエマは複雑そうな顔を向けた


「え?何?」


エマの顔を見て不思議そうな顔をした


「今日は来てないの?」


「え?あぁ、さっきメールで今日は疲れたから来れないって来た」


三ツ谷は先程来たのメールを思い出したように話した



「そんなに疲れるくらいにはしゃいだのか?」



そう言うドラケンにエマは小さく首を振った


「ううん、確かに最初はパフェ見ながらキャーキャーはしゃいでたけど突然急に帰っちゃって…」


「その前に何かあったんじゃないの?」


横から声をかけてきたマイキーにう〜んと唸った


「何かあったかな〜あっ!そうだ三ツ谷!」



考え込んでいたエマは思い出したように三ツ谷に叫んだ


「何でまたあの女に集会に来ていいなんて言ったの?」


「…は?あの女?」


いきなりそう問われてピンとくるものがなく思考を巡らせる


「名前なんだったけ?え〜とシノなんとか!」


「それ ほとんどわかんねーじゃん」


「煩いマイキー あ、あれあれ」


エマに指をさされてアレ呼ばわりされたのはバッチリとキメた香織の姿だった


「あ…あーそういえば見学していいかって聞かれたことがあったようなないような…」


あの時はへのメールをどうするか悩んでたから周りの声なんてうろ覚えなんだよなぁと思い返す


「え?あの子ウチに誘われたからって言ったのよ」



「っていうかあの子集会に興味あるんじゃなくて三ツ谷に興味あるだけじゃん」


マイキーは興味なさそうに言うとスタスタと歩いていってしまった


その後を追うようにエマに「後でな」と残して行ってしまった


残された三ツ谷はいたたまれなくて「じゃあ俺も行くわ」と言った瞬間にガシっと特攻服の裾を掴んできた


「次!次の集会には連れてきて!」


「わ…わかったよ」


勢い良く言うエマに少し気圧されながらも頷くと 三ツ谷は同じ様に階段の方へ向かって行った


「なんか気になるんだよねぇ」


エマは香織を見てそう呟くとその言葉は夜の空気に消えて行った








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