第2章 居場所=三ツ谷隆
それから特に何事もないまま時間は2ヶ月余り過ぎていっていた
は時間が許す限りルナとマナと一緒に食事をしたり時には泊まるという事を繰り返していた
そして時には三ツ谷と一緒に集会に顔を出すことがの楽しみのひとつとなった
※ ※ ※
ある日の集会の日、今日はルナマナにを取られたので渋々一人で参加した
前までは一人で参加なんて当たり前だったのにと一緒に行かないと少し淋しい自分がいた
「あれ?今日は来てないの?」
ドラケン達と先に来ていたエマが三ツ谷の隣にいない存在にキョロキョロと探す
「今日はルナマナに取られた」
そう言うとエマはぷっと吹き出した
「あの三ツ谷が珍しく拗ねてる〜」
「自分の身内がライバルってウケんな」
「別にライバルってわけじゃ…」
エマの言葉に便乗するように言うドラケンに三ツ谷は否定の言葉を口にする
「ねぇ、三ツ谷はちゃんとに気持ちを伝えたの?」
「気持ちって…俺はそんなんじゃ…」
エマの言葉に三ツ谷は言葉を詰まらせるもエマは深いため息をついた
「そんなの誰が見ても大好きだってバレバレなのよっ!」
ビシっと指摘され、ダジダジになる三ツ谷にエマはどんどん突き付ける
「三ツ谷がどんな考えで言い渋ってるのかは知らないけどタイミングを誤って失敗しても知らないんだから!」
「おらエマ、言い過ぎだぞ」
「…ドラケン」
「悪ぃな、三ツ谷、最近コイツとやたら仲良くてよ、良かれと思って言ってるだけだから」
「……いや」
ポンポンとエマの頭を叩きながらドラケンがフォローする言葉に三ツ谷は曖昧に笑った
確かにエマの言っていることは真っ当だと思う
が自分の彼女だったらとしょっちゅう思う
だけどこのままの関係も気持ちも一緒にいるあの空気も心地良いと思っている自分もいる
「…タイミングねぇ…」
チラホラと星が瞬いている夜空を見上げて三ツ谷はポツリと呟いた