第2章 居場所=三ツ谷隆
いつもの様に集会が終わってゾロゾロと歩く中、1人 三ツ谷は急ぐようにの元へと向かおうとした
「おい三ツ谷、そんなに急がなくてもいなくなんねーって」
後からゆっくりと付いてくるドラケン達に「別に急いでるワケじゃ…」といいながらも歩く足は早足だ
その様子を可笑しそうに見やるドラケン達の目線の先にはエマしか見当たらない
「あれ?エマちゃん、さんは?」
「あっ、タケミッち それが…」
近寄ってきた集団にそう言うとチラリと後方にある燈籠に目を向けた
「もうっ、いい加減に出て来なさいよ」
いつの間にか名前呼びになっているエマは後ろに隠れているだろうをグイグイと引っ張る
「やっ…やっぱり恐れ多いよっ!」
「何言ってるの!?ウチの渾身の出来を疑うわけ!?」
「そうじゃないけど!」
ギャーギャーと騒ぎながら押し問答する姿は三ツ谷にとっては新鮮な姿だった
「覚悟を決めて!」
「…!きゃあっ!」
エマに引っ張られてスポンと出てきたに周りにいたメンバーは声が出なかった
2つに結んでいた髪は髪を下ろして大きな眼鏡もなくて睫毛がクルンと巻かれているから目の大きさが凄く良くわかる
薄い血色の良いチークにピンクのリップが良く似合っている
どこからどうみても先程の2つ結びの少女とは別人だ
「あ…あの、変でごめんなさい!」
「あっ!!嫌っ!」
皆が黙ってじーっと見ているものだから変だと思われたのじゃないかとは慌てる
その様子に三ツ谷は慌てて口を開こうとするがまさかの人物に遮られた
「うわー超可愛いじゃん、ねぇ名前なんだったっけ?」