• テキストサイズ

ONE MORE CHANCE【東リべ】

第10章 Betrayal


「待たせたな」

『いえ…こちらこそ急にお呼び立てして申し訳ありません。』

「要件は」

『大きく分けて3つほど…』

「聞こう」

















丁度30分後、大寿さんは数人の黒龍の人を従えてやってきた

そして彼らを下がらせると、2人で向かい合って座る


















『まず、これから少し立て込むのでこちらに伺える頻度が減ります。
申し訳ないです。』

「…そうか。」

『可能な限りまた来ますので…』

「ああ。」
















…大体大寿さんは私の言うことに反論してくることはない

恐らくこの人にとって、私の要望は本当に些末ごとなんだろう

実際この人にはそれだけの力がある
















『そして2つ目なんですが…どうしても手元に欲しいモノがあります。
…急ぎで』

「言ってみろ」

『以前頂いた道具の中にもあったのですが…麻酔薬を。
1アンプルでも構いませんので…なんとかなりませんか?』


















勿論、それを使うことがないようにするつもりだ

だがもし、もしもけんちゃんの時みたいなことになったら…無麻酔のオペなんて絶対にしたくない
















「…丁度さっき、例の病院から器具を受け取ってきた。
俺にはどれがなんなのか区別がつかんが、、、これだ中身を確かめてみろ。」

『失礼します』
















大寿さんはそういいながらテーブルの上に紙袋を置いた

ひと言断って中を漁る





麻酔…っあった!
















『ありました。ありがとうございます。』

「ああ。
…それで、最後の要件は」

『はい。』

















私は一度ゆっくり瞬きをすると、今まで顔に貼り付けていた表情を取った


と、大寿さんがピクリと眉を動かした
/ 848ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp