第16章 出張オオサカ!
「まっまさか…あの地獄を生き抜いた…死神…」
『死神なんてそんな大層な名前じゃねぇよ』
残酷に光る瞳
『でも俺の事を知ってるなら、その命で償うか?』
「うっうわぁぁぁ!」
バタバタと走って行ってしまった
『やれやれ…死神ねぇ。どこでそんな物騒な名前が付いたんだか…そう思わねぇか?お前ら』
聞かれたのは簓、盧笙、零じゃない
物陰に隠れている方に向けられていた
「くっくそ!逃げるんや!」
「戦争孤児で頭悪いんやなかったんか!?」
「何しとるんや!近付いてくるで!」
「っ!」
『おーおー、戦争孤児で頭悪い俺を呼んだか?』
既に目の前に立っていた
足音が聞こえなかった3人は腰を抜かす