第16章 出張オオサカ!
『なら何でお前から血の匂いがすんだよ?』
「え…」
『知ってるか?人間は嘘つく時最も分かりやすく、状況を伝えてくる。けどな、嘘つく時は瞳は泳ぐ、冷や汗出る、瞳を逸らす、安心する部位に触る。お前に当てはまるのは冷や汗と瞳の泳ぎ。つまり俺に嘘をついた』
鋭い洞察力に簓と盧笙は冷や汗を、零は面白そうに笑った
「クソが!」
『あぁ、そうそう。血の匂いって洗っても落ちねぇんだぜ』
ゾクリとする程冷たい声
「っ…!お前何者何や…」
『DJ 。ラッパー 。他の呼び名は…当ててみろよ』
簓と盧笙はブルりと身体を震わせ、先程まで笑っていた零も寒気を覚える