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【呪術廻戦】-5歳で五条家に来ました-

第9章 婚約者は誰?


 遺言が悟くんに開示されてからなにかと変だ。他にも不思議な事が起きる。

 悟くんが18歳を迎えてから、あたしの高専での任務が激変した。重めの任務は七海に振られてなぜかあたしは軽い任務を割り振られる。

先生に理由を尋ねてみたけれど、はっきりとした答えは聞けない。悟くんにも聞いてみたけど同じく知るよしもなさそう。

 確かに七海は強くなって、今や1級レベルの呪霊にも対応出来るくらいの実力にはなっている。だけどあたしだって決して弱いわけじゃない。思い当たるとすればこれかなぁ。

 あたしは、一度大怪我をして内臓を呪いの毒でやられた事がある。家入先輩の反転術式で回復したけれど、負傷したその日は高専に着くとすぐに倒れ込んで、丸一日意識を失っていた。

それを知ったお母様が五条のお屋敷で倒れて、ずっとあたしの名前を呼んでうなされていたらしい。

 それを聞いてからというもの、あたしは自分の命は悟くん以外には使わないことに決めた。お父様と同じような死に方でお母様をひとりにするわけにはいかないと思った。

 任務に行って危ないと思った時は全ての呪力を守りに注ぐ。領域展開にも対応出来るよう御三家に伝わる落下の情を前々から悟くんに教えられていたんだけど、自分は助かり、周りにいた非術師は助けられなかった事もある。

 術師として決して真面目とは言えない。あるべき姿ではないだろう。それはあたしもよくよくわかっていたけれど、お母様のためにそうした。

 やれる事しかやっていないあたしの任務報告に対して何度か呪術界の総監部から叱りを受けている。ひょっとしたらそれで任務が減ったのかもしれない。

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