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犯人は私です。~最低な主人公だっていいじゃない~

第1章 犯人は僕です?いいえ、犯人は私です。【コテージ編】



私は廃棄DVDを取り出す。その瞬間、アオキの顔がサッと変わったのが分かった。



「ちょっと待───」



もう遅いわ!



「シラユキがしてきた相談は…シラユキが…アオキと付き合っていることについてよ!」



「はぁ!?デタラメ言うなよ!!」



それにスミレが反応する。



「本当よ。なんならこのDVDを見せてもいい」



「それは…!」



アオキが頭を抱える。



「ここにアオキとシラユキがそれはもうイチャイチャしてる映像が収められてある」



「そんな…本当なの?アオキ…」



「……………」



「(ザマァないわねアオキ。でもまだ反撃は終わらないわよ…)」



「あれ?なんでスミレがあんなに怒ってるの?」



「え?わざと?」



「わざとって何が?」



「(こいつ本当に気が付いてなかったのね…)」



カナザワの鈍感さに呆れ返る。



「スミレとアオキは付き合っていたのよ」



「ま、まじか〜!気が付かなかった…」



「(鈍感にも程があるわ…!)」



「え!でもアオキはシラユキと付き合ってたんじゃ…」



「…だから二股してたんでしょ」



「えええええええ!!!!」



「ミドリの言う通りよ。アオキは二股野郎だったの。シラユキと付き合ってる一方で、スミレとも付き合っていたのよ」



「まじかよ!!!」



「すまん…スミレ…。俺はシラユキとも付き合っていたんだ…」



「…シラユキでしょ…。…あいつが誑かしたんでしょ!あのクソ女…2度と口を聞けないようにしてやろうか…!」



「(凄い迫力ね。シラユキはもう2度と口を聞けないようになってるんだけど…)」



「スミレ!お、落ち着いて!」



怒り狂うスミレをアオキが宥める。



「ちょ…みんないったん部屋に戻ってくれ!」



「ここはアオキとスミレで一度話をつけてもらうしかなさそうだ。みんな、部屋に戻ろう」



「スミレ!話せば分かる!」



「元はと言えばシラユキが───」



「(これでいったん逃げ切れたわね。早いとこさっさと部屋に戻りましょうか。)」



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