第45章 complexion ■
「言っとくけどさあ、
僕は傑みたいにレイを甘やかさないから。」
クマはいつの間にか冷蔵庫からプリンやらエクレアやらを取り出していてテーブルの上に並べて食べ始めている。
「っ…甘やかしてほしいなんて思ってないし、甘やかされてたみたいな言い方しないでよ。」
「いいや、レイは傑の優しさに甘えてたし、傑も甘やかしすぎてたよ。
でも僕はあいつとは違う。
レイにはちゃんと自分の身を守る術を身につけてほしいって思ってる。僕が常に目を離さないでいるわけにはいかないし、むしろ離れてるときのが多い。だからもっとしっかりしてほしいんだよ」
「なっ…にそれ……
自分のことは差し置いてそんな…私ばかり責めるの?
しっかりすべきなのは悟の方だよ…
あいつとは違うとかいう前にっ、少しは見習いなよ」
「いい加減にしろよ!!!!」
突然の怒鳴り声とその気迫にレイはビクッと押し黙り、クマも目を見開いて五条を見る。