第45章 complexion ■
「まずねえ!今日の馬鹿みたいに高額の買い物!価値観おかしすぎるから!!金銭感覚どうなっちゃってんの?!それに、公共の場でも平気でキスするとこも、あああと女の子たちにウインクなんかして!!それに私を物とか食べ物で簡単に機嫌取れると思ってるとことか!!そうやって呑気に片付けしようともしないとこもそうだし、そもそも冷蔵庫のことだってそうだよ!結局七海くんにも手を煩わせてさ!!あと普段からデリカシー無さすぎる発言多すぎる!!料理のダメ出しから人を見下したような無神経な物言いとか!し、しかも人の寝顔フォルダって何?!ありえないっ!!そもそもなにもかも勝手なとこ多すぎなの!!」
五条はしばらく目を見開いて黙っていたが、眉をひそめて意を決したように顔を上げた。
「はぁ…そんなに言うなら僕も言うけど、僕だって普段からレイに対して不満はあるからね?
まず、あまりにも男に隙見せすぎ。いろいろ弄られてること気づいてすらいないし。恵の一件もそうだし七海に抱きついたり悠仁とか他の人へのボディータッチもあまりにも多すぎる。そーゆーの隙あるってのを越えてるんだよ。皆と連絡取りまくってんのもこっちからすればいい気はしないよ?今日だって一緒にいる時何回スマホ見てたんだよ…。束縛男みたいになりたくないから言わないでいたけどさー。それでも今日だって僕かなりレイのためを思っての行動してたつもりだし、そういう僕の気持ちは完全無視してるよね。」
その言葉には目を見開いてしばらく沈黙してしまった。