第45章 complexion ■
「もう我慢の限界!!!」
「え、なにが?僕何かした?」
「なっ…は…はぁあ?!
それ本気で言ってんの?!」
その時、クマが帰宅した。
見たこともないほど殺気立っているレイと、困り顔の五条を交互に見ながら、「なんだこいつら。」と呑気な声で呟く。
「ねぇレイ?なんか今日ずっとそんな感じだけど、正直僕今日レイがそうなる原因がまーったく分からなかったから結構困ってたんだけどー?」
「な…な…なんなのホントに…わからないの?」
「うん、ホント正直わからない……あっ!」
気が付いたように五条は声を上げた。
「もしかして…あれかな?」
「なに?」
「あ〜……」
気まずそうに口ごもる五条に、レイは凄みを効かせて上目遣いで睨む。
五条は諦めたような苦笑いを浮かべて言った。