第45章 complexion ■
それはどういうものかというと……
ヒールは低めだが、透明クリアの靴なので足の素肌が見えるなんとも大人っぽい超セクシーなもの。
つま先の部分だけブッチ柄で、かかとの部分は黒、もちろんソールは赤。
そして肝心の値段はと言うと…25万近くしている。
戸惑いの表情を浮かべていると、五条はおもむろにレイの足を優しく持ち、
「はい。お姫様、どうぞ。」と言って履かせてきた。
少し赤面していると、五条はまじまじと眺めながら満足そうに目を細めた。
「うっわ〜…やっぱいいわあ…
超色っぽい。さっすが僕!」
いつのまにかにこやかな店員たちに囲まれ拍手をされていて、本当にガラスの靴を履いたシンデレラのような気分になりつつも、結局ここでも40万近くの買い物をした。
「……ありがとう。」
なにがなんだかよくわからないまま、ひとまず礼は述べる。
「どーいたしましてぇ!てゆーかもういいのー?」
「っ?!まだ何か買う気なの?!
もーいいから早く帰ろ!!」
「え〜じゃあ夕飯食べてこーよー
こんな時間だしぃ〜。何食べたいー?お姫様。」
「…なんでも。」
「出たよなんでもいい発言。
ん〜やっぱザギンと言えばし〜す〜だよねぇ♪」
銀座と言えば寿司…という意味だろうか?