第45章 complexion ■
1つは、トゲトゲのスタッズがびっしりついているなんとも派手な黒いヒール。
もうひとつはスタッズは付いていないベージュのパンプス。
そして、クリア素材のスタッズ付きのものや、ハートのワンポイントのついているハラコ柄のヒールも。
どれもローヒールで、ソールはもちろん赤。
「はい、シンデレラ。」
五条はレイの今履いている確か4000円もしなかったパンプスを脱がせると、立ち膝をしてそれらを履かせてきた。
こんなことをされたのは初めてで、なんだか本当にシンデレラになった気分で少し鼓動が速くなる。
初めはボロボロだったシンデレラがガラスの靴とかいろんなものを与えられて本当にお姫様になっていくみたいな…