第45章 complexion ■
何も欲しがらず何も言わない不機嫌なままのレイに、五条は本気で意味不明というような顔をした。
「おっかしいなぁ〜… レイホントに女の子?」
その言葉にカチンと来たレイはついに声を大きくした。
「悟って一体今までどーゆー女の子と付き合ってきたわけ?!もしかしてこうやってガンガン貢いでたとか?!」
「え?」
「なんでも買ってあげることで彼女の機嫌とってたんでしょ?!」
「えぇ?」
「私をそーゆー子たちと同じにしないでよね!そもそも今日だけでいくら遣ったと思ってんの?!」
「…えーっとぉ……いくらだろ?」
その言葉に目を見開く。
「っ…もう200万近く遣ってるんですけど!!」
「…あー、うん、そうだね?」
だから何?というようなポカン顔をされ、レイはもう呆れたを通り越して何が何だか分からなくなってきてしまった。
自分がおかしいのだろうか、とすら。