第45章 complexion ■
「ていうかー…」
「どういうことですか、クマさん」
「やべぇークマ!!」
いつのまに宿儺とクマはこういう仲に?!
しかも自分たちの知らない間にテレパシーのように潜在意識下で対話していたらしい。
レイ以外が目を見開いていると、宿儺が気がついたように舌打ち混じりに呟いた。
『呪術師どもが…いつの時代も厄介なものだな』
「はーっ相変わらず悠仁の体は愉快だねぇ〜
ていうかクマのこと気に入ってるのかぁ…へぇ…」
五条がくすくす笑って言うと、宿儺は消える間際に低く言った。
『小僧の体を手に入れたら真っ先に貴様を殺す。』
「……宿儺に狙われるなんて光栄だね。」
「っわぁ!宿儺さん消えちゃったよ!?」
レイの一言で張り詰めた空気がまた一変し、五条の呆れたようなため息が漏れた。
七海も虎杖も去っていってから五条はレイをソファーに座らせて水を飲ませる。
「全く……酔っ払いお姫様。しっかりしなさい。」
「んー?ふふふん」
ニコニコしながらちびちび水に口をつけているレイにため息しか出ない。
「はぁー…酔い冷めてくんなきゃお風呂にも入れらんないよ〜」
五条は、おもむろにレイからコップを奪うと、水を大量に口に含んでからレイの口へ押し付け口移しした。