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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第14章 蜂蜜


ー穂波sideー










冷凍庫に炒めた玉ねぎがある。
冷蔵庫には昨日、野菜くずなどでとった野菜ブイヨンが。

あっためて玉ねぎを入れて味を整えたら、簡単で美味しいスープになる。
玉ねぎここに置いて、少し解凍するとして。

ドレッシングを作ろう。

日々の中ではドレッシングもありだけど、
基本、オイルと塩と胡椒、気分によってレモンやお酢などの酸味。
それを上からたらり、ぱらりするくらいが好きだ。

でも、いつもそれってわけでもないし、今日はもりもり食べるのだから。
2種類くらいあるといいな。 甘めのと、しょっぱめのと。
…しょっぱめのは冷蔵庫にあるから、、、











「…ハチミツだ」

『うん、マスタードのドレッシング、研磨くんも好きだったよね?』

「うん、すき。穂波が作るものは全部好き」

『………』

「……っていうとテキトーなやつっぽいけど、ほんとだから仕方ない」

『…ん、知ってる』











知ってる。
…心から言ってくれてるのが分かるから、黙ってしまうの。
嬉しくって恥ずかしくって。











粒マスタードに白ワインビネガー、
オリーブオイルに塩、胡椒。
それからハチミツ。










蜂蜜の瓶を開けてすくって、他の材料を入れた瓶にたらり。
その時に指にぽてっと蜂蜜が付いた。

とりあえず、そのままその指をちょっとさ、こう立てて、瓶に蓋をって思ったんだけど。











『…ひゃッ……』

「…ん、甘い」

『………』











わたしの手首をぐっと掴むと、そのまま少し立てた指は研磨くんの口の中へとおさまって。
そして妖艶に舐め取られた。
妖艶になんてしてないんだろうけど、ぬるぬるとしてるからもうそれだけで… 色っぽさが増していた。












「ねぇ穂波」

『…ん?』











耳を甘く噛むようにしながら、わたしの名前を呼ぶ。
決して猫撫で声になどなったりしない、
いつもの淡々とした声色で、それでも甘えるように、わたしの名を。














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