第14章 蜂蜜
ー穂波sideー
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『ひぁ… けっ んまくん……?』
「…ん、気がついた?」
『…わたし、、、』
どうなったんだっけ…?
寝てて、研磨くんに夜這いをかけられて溺れて……
なんで今こうしてるんだっけ…?
研磨くんは上にいたはずなのに今は後ろにいる。
2人で右を向いて寝転がって、
研磨くんの手のひらは胸を覆い、もう片方は下腹部を抑えるように添えられてる。
しっかりと身体は一つになってて、わたしのナカに、奥に、研磨くんがいる。
ぐ、ぐぐっと、奥に奥に当たる感覚に、快感に。
思考が働かない。
「…ごめんね、穂波、ちょっと遊んだ」
『…んっ ん? なっ…に?』
「反応しない穂波で勝手に気持ちよくなってた。オモチャにしてるみたいに」
『…えっ』
「…っちょっと、今締め付けないで……」
わたしの身体を、研磨くんがオモチャにしていたの……???
そんなの、それがいつもだったり心がなかったらいやだけど、
そうじゃないから、研磨くんだから、それだけで…
それだけで身体がきゅうっとした。
「っばか …もぉ無理 今はゆっくりしようと思ってたのに」
『…んっ あッ……』
パンパンパンと研磨くんは後ろから腰を打ち付け始めた。
途中、わたしの左脚を開かせて更に更に、もっともっとと快感を貪るようにして。
それからそのままわたしをうつ伏せにして覆いかぶさると、
腕を絡めるように頭上でわたしの手首を抑え、
途端、ゆっくりと腰を回した。
さっきまでぱんぱんっと激しかったのに、急にゆっくり容赦なく一番いいところを刺激し続ける。
ゆっくりしようと思ってたのに、という前置きがあったから、
激しく攻められてそのまま果てると勝手に予測していただけに、
ここから、ゆっくり、、、? そんなの身体が、持たない、、、っと気持ち良すぎる刺激に少しの絶望感を感じた。
そう、いつだって研磨くんは容赦ない。
激しさだって、いろんなバリエーションを見事に使いこなす。
早く腰を振るだけが激しさじゃない、
こんなにもゆっくりと熱くでも冷静な激しさをも体現する。